4/26 cobon summit2014 をIMAPCT HUB KYOTOにて実施します。
2014年04月09日
自ら問いを持ち、自ら考え、自ら動き出す子どもたちを育むために、
子どもや教育に関わる人を一堂に集めたサミットを開催します。ゲストの方の活動の原点、その根本的な問いについて集まった皆で対話を重ねます。
■FBでの申込表明はこちらから
https://www.facebook.com/events/1456587977917680/
1、募集期間 平成26年4月25日(金)まで
定員になり次第締め切ります。
2、申込方法 以下のURLより正式お申し込みとなります。(上記FBページの参加表明だけではお申し込みとなりません。お手数ですが、宜しくお願いいたします。)
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cobonでは、これまで関西圏を中心に15,000名、70校以上の小学校?高校でキャリア教育プログラムや、小学生向けの芸術体験事業を行ってきました。その中で数多くの子どもたちや大人たちが共に悩んでいる問いがありました。
「これから社会はどうなっていくのだろうか。そして、自分は何をすれば良いのだろうか。」
どれだけキャリア支援の質が高まろうと、実際に未来をつくっていくのは子どもたちであり、私たち大人一人ひとりです。この1人ひとりが、今抱えている素直な問いに向き合うこと。そこから未来ははじまっていくと考えました。
「すべての人が役割を持ち、仕事を通じてその人生をまっとうできる社会をつくる。」 この理念に共感していただける素晴らしい7名のゲストの方々に今回は一堂に集まっていただきました。現在されている活動、その活動を生み出す動機、自分自身の内面から生み出される問いを全体で共有する5時間のワークショップです。
参加対象者も中学生?社会人と異世代や多様なセクターが共に本質的な問いと向き合える内容になっています。
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■日時:平成26年4月26日(土)13時より(開場:12時30分)
■会場:IMPACT HUB KYOTO 京都府京都市上京区相国寺門前町682
http://kyoto.impacthub.net/access/
■定員:120名
■参加費:4000円/社会人 2500円/大学生 1000円/中高生
■内容:12時受付開始 13時スタート(内容は変更する可能性もございます。)
13時?15時 第1セッション
ゲスト:
同志社女子大学 上田信行さん、
立命館大学 荒木寿友さん、
広島修道大学 西村仁志さん
京都造形芸術大学 熊倉敬聡さん
コーディネーター:桜井肖典さん
15時?17時 第2セッション
ゲスト:
NPO法人オトナノセナカ 小竹めぐみさん
DIC こども精神科医 小澤いぶきさん
Impact HUB KYOTO 熊倉聖子さん
NPO法人cobon 松浦真さん
コーディネーター:桜井肖典さん
17時?18時 全体ダイアログ
※各セッションにはダイアログのための時間が用意されています。
■ゲストプロフィール(敬称略)
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〇上田信行
(同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授・ネオミュージアム館長)
1950年奈良県生まれ。同志社大学卒業後セントラルミシガン大学大学院にてM.A.、ハーバード大学教育大学院にてEd.M., Ed.D. 取得。とくにハーバード時代にセサミストリートの制作現場に深く関わり、この経験がプレイフル・ラーニングの根底に刻み込まれている。専門は教育工学。実験的アトリエとして奈良県吉野川のほとりにネオミュージアムをつくり、1990年以来、現在まで数多くの実践的ワークショップを開催している。プレイフル・ラーニングをキーワードに、学習環境デザインとラーニング・アートの先進的かつ独創的な学びの場づくりを数多く実践している。主著に『プレイフル・シンキング』(宣伝会議)、『協同と表現のワークショップ:学びのための環境のデザイン』(共編著、東信堂)、『プレイフル・ラーニング』(共著、三省堂)など。
〇荒木寿友
(立命館大学文学部人間研究学域准教授・教育系任意団体EN Lab.代表)
1972年宮崎県生まれ、兵庫育ち。京都大学大学院博士課程修了。博士(教育学)。専門は教育方法学、カリキュラム・デザイン/カリキュラム開発、ワークショップ論。
NPO法人SAEA-JAPAN(南東アジア交流協会)理事として,ミャンマーの子どもたちの教育環境改善に尽力。また、世界約120カ国で活動する国際子ども支援団体・NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのアドバイザーを務め、最近では東日本大震災からの復興に向けたまちづくりを、岩手県陸前高田市・山田町、宮城県石巻市の子どもたちと推進するなど精力的に活動している。昨年任意団体EN Lab.を立ち上げ、ワークショップを軸にしたカリキュラムデザインを考案・実践している。主著に『学校における対話とコミュニティの形成』(三省堂)、『Be Partners?子どもの権利教材?』(監修・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)、『学びのための教師論』(共著・勁草書房)など。
〇西村仁志
(広島修道大学人間環境学部准教授/環境共育事務所カラーズ代表)
1963年京都生まれ。京都YMCA職員として勤務(1986〜1993年)。1993年に環境教育の専門事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業し代表を務め、市民、行政、企業等の環境教育、パートナーシップの現場の企画とプロデュースを行う。社会人大学院生を経て2006年〜2011年は同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授(ソーシャル・イノベーション研究コースを担当)、2012年4月から広島修道大学人間環境学部准教授。博士(ソーシャル・イノベーション)。著書に「ソーシャル・イノベーションとしての自然学校:成立と発展のダイナミズム」(みくに出版)。
〇熊倉敬聡
(京都造形芸術大学芸術学部アートプロデュース学科教授)元慶應義塾大学教授。1984年慶應義塾大学経済学部卒業、1991 年パリ第7大学テキスト資料学専攻博士課程修了。 1980 年代は、フランス文学、特に「ステファヌ・マラルメの〈経済学〉」を研究。 1990年代は、コンテンポラリー・アートやダンスに関する研究・評論、企画、実践等を行う。 2000 年代は、教育現場の変革の作業を展開し、大学を地域・社会へと開く新しい学び場「三田の家」の立ち上げ・運営に関わる。現在は、21 世紀的精神性の研究・実践に従事するとともに、新たなSocial Innovationの拠点Impact Hub Kyotoの運営に携わる。 NPO法人芸術家と子どもたち、Art& Society、ミラツク各理事。主な著作に『瞑想とギフトエコノミー』、『汎瞑想』、『美学特殊C』、『脱芸術/脱資本主義論』など。
〇小竹めぐみ
(フリーランス保育士/NPO法人オトナノセナカ代表理事/合同会社こどもみらい探求社共同代表)保育士をする傍ら、家族の多様性を学ぶため世界の家々を巡る女1人旅を重ねる。特に砂漠とアマゾン川の暮らしに活動のヒントを得て、2006年講演会を開始し【違いこそがギフトである】と発信。約6年現場で働いた後、園に属さず自由に動くフリーランス保育士として、以下2つの法人を立ちあげる。
・様々な分野の人とのコラボレーションを軸に、保育士スキルを活かして「こどもにとって本当に良い」モノ・コトをカタチにする、合同会社。
・こどもの隣にいる大人が、自分らしく生きる(選択する)為、視野を広げ自分を知るための「心からの対話の時間」を提供をするNPO。
中でも、人的環境がこどもに及ぼす影響力の絶大さに気付き、「こころ」を扱う人材共育に力を注ぐ。
近年は関西・関東を中心に乳幼児〜高校生に関わる大人のための研修も活発に行う。「NOではなくYESの発信」を大切に活動をしている。
〇熊倉聖子
(2児の母/Impact Hub Kyoto世話役)1978年北海道生まれ。東京女子大学卒業後、「アートと人と社会をつなぐ」ことを志し、NPO法人アートネットワーク・ジャパンに勤務。東京国際芸術祭(現Festival/Tokyo)にてパレスチナ、ドイツ等の劇団招聘や、原発をテーマにした演劇のプロデュース、中高校生の観劇+対話プログラム、全国アートNPOフォーラムの立ち上げ等に参画。2008年より川崎市の公共劇場の経営と、地場野菜のアートカフェを運営。
第1子を助産院、第2子を自宅での自然出産を経て、内なる"野生"と"本能"をすこし取り戻し、より自然な暮らしと子育ての場を求めて、鎌倉の青空自主保育「なかよし会」、京都の「大文字おやまのこ」の立ち上げに参加。また、家族の認知症介護と子育てを同時に経験したことから、インクルーシブな場づくりや、これからの女性の役割・生き方に関心を寄せる。4歳・1歳の女児の母。54歳の夫の妻。
◯小澤いぶき
(児童思春期精神科医 DIC(登記準備中)co-founder. asobi基地 副代表)
精神科専門医、精神保健指定医。医学部卒業後、研修医、精神科救急医を経て、東京都立梅が丘病院、東京都立小児総合医療センター児童思春期精神科で児童精神科医として、臨床に携わる。さいたま市教育委員会特別支援ネットワーク協議会委員、教育委員会こころのサポート推進事業委員、要保護児童対策協議会委員などをつとめる中で、地域のリソースや力を活かしながら、子どもが自身の力を信じていける育ちと学びの環境を、家庭、教育、行政、医療、福祉と連携しながら共につくっている。
これまでにasobi基地立ち上げ及び運営、Pe'Canvas立ち上げ及び運営に携わる。子ども達のそれぞれの違いが同質化されていくのでも排除されていくのでもなく、子ども達自身や背景がそれぞれ違い多様であることを前提に、その子にとっての人生をその子が主体的につくっていく在り方を大切に、
?どんな子どもも、自身のストーリーを分断されずに未来まで紡ぎ、自身の力を信じ、主体的に人生をつくっていくことのできる社会
?どんな子どもも安心できる育ちの場とその子にとっての学びの場をもちながらその人として生きていく生態系のあるインクルーシブな社会
を目指して、 領域横断的なネットワークを構築しながら、ecosystem for all を主催。現在、そのために、仕組みをつくるためにDIC(Diversity×Inclusion×Children)の立ち上げ準備中である。
◯松浦真
(NPO法人cobon代表理事、NPO法人オトナノセナカ理事)1981年生まれ。大阪市立大学文学部?部卒業
大学在学中に、就職活動支援学生団体「盆栽」の運営に関わり2期目の代表として400人規模のキャリア支援イベントなどを行う。その後、社会人として入った企業で架空売上の不祥事が発生して、多くの社員が辞めざるを得ない状況を目の当たりにする。この社会課題を根本から変えたいと考え、NPO法人ETIC.CPアカデミーに参加。 2007年5月にNPO法人設立。同時に子ども達によるまちづくり、まちづくりにおいて働く意味を主体的に理解するプログラム「KidsCity!(旧:ミニ大阪)」を企画・運営。キッズデザイン賞を受賞する。その後、大阪市、住之江区、堺東区など各地域において、こどもたちによるまちづくりプログラムを展開。2008年?2012年まで、大阪市、大阪府と協働で教育授業を実施。約4年間で、大阪府内の小中高校生10000名、延べ60校を超える学校にキャリア学習プログラムを提供。2011年より、大阪市と協働で、現代アーティストを小学校の授業にワークショップとして取り入れる事業「touch on art タチョナ」をスタート。2014年現在タチョナ参加者数は、3000名を超える。
2012年から、日本の子ども達に必要な次のキャリアを考えるためには、アジアの多様な生き方に大学への進路選択前から触れることが必要であると考え、インドネシア・ジャカルタでもKidsCity!プログラムをスタート。2児の父親。
◯桜井肖典
(gift*Inc. 代表取締役/一般社団法人オープン・ガーデン 代表理事/クリエイティブ・ディレクター)
参画と恊働のデザインプロセスを用いて、2000年より京都を中心にスタートアップ企業及び教育機関から非営利団体まで様々なブランド開発及びデザインプロジェクトの企画と監修を重ねる。近年は、大きな社会の変化のなかで、ビジネスや地域をよりクリエイティブで持続可能にするために、オーガナイザーとして数々の事業開発の現場に参画。デザインのすべてで、生命が交響する世界へとつなぐために日々奔走中。
※Facebookでも参加表明のみは可能ですが、正式な申し込みは"必ず"上記URLより申込をお願いいたします。
●主催構成団体 NPO法人cobon、株式会社gift*. 、一般社団法人オープン・ガーデン、IMPACT HUB KYOTO