お知らせ

いつもお世話になっている皆様へ

2019年12月10日

いつもお世話になっている皆様へ

NPO法人cobon代表理事の松浦です。
この度、2019年11月10日をもちまして
NPO法人cobonは法人を閉鎖することになりました。
2007年5月30日に設立して12年間本当にお世話になりました。

cobonが行っていたこどものまち事業(MFC含む)は
合同会社G-experienceが引き続き担っていきます。

今回の閉鎖はNPO法人cobonが役割を終えたことが
大きな理由です。

1、NPO法人ではないとできないことが少なくなった。

2007年にNPO法人を設立したきっかけは
「子どもたちが自ら考えて行動する」まちづくりを行う際には
学校や教育関連機関との連携が必要と判断したからです。

当時は、大阪市の公立小学校でチラシを配布する際に
教育委員会の後援があること、
主催団体の非営利性が確保されており
教育目的の団体であること、
この2点が確保されていることがとても重要でした。

12年経った現在、企業主催のイベントでも
子どもたちの集客を学校が手伝ってくださる事例が数多くあります。
また、NPO法人の知名度が上がったと同時に
一般社団法人や合同会社などの組織形態でも
非営利性を確保することが可能になり、
また自治体や教育機関もその意味をよく理解してくれるようになりました。

このように考えると12年間経て、NPO法人でなくとも
非営利性の高い教育事業を行うことができるようになってきました。

2、こどものまちがたくさん増えたこと

2007年5月にミニ大阪を行った時点では、
全国のこどものまちでおそらく10番目前後だったと記憶しています。

現在では、正確な数は把握できていませんが、
おそらく小さな規模のものも含めると200以上のこどものまちが全国で
企画運営されていると思います.。

当時は、子どもたちとの様々なキャリア学習プログラムが
全国でたくさん広がっていくこと、
それが地域の働き方を豊かにしていき、働く大人の誇りや、
子どもたちの生きる力をはぐくむ土壌につながっていくと考えていました。

現在、それぞれの地域の目標とするところは各団体の違いもあり、
1つではありませんが、当時考えていた様々な地域の特色を生かして
子どもたちが学び、遊び、働く経験の中で主体性を持つプログラムは
ある程度一般的に認知されてきたと思います。

大阪市天王寺区、大阪市の委託事業を2013年-2015年まで行い、
最終年は、一日500名の枠に3200人が応募してくれて、
当選した子どもたちや参加した大人スタッフ約80名が
口をそろえてとても楽しかったと言ってくれたことは
今でもよく覚えています。

こどものまちが一般的になってきた現在、
NPO法人cobonが行っていたアナログ版のこどものまちは一度クローズして
合同会社G-experienceが担っていく
ミニフューチャーシティのようにブロックチェーンの仕組みを
使って、より社会システムに子どもたちがメタ視点で
アプローチできるデジタル版のこどものまち企画運営に注力していきます。


■最後に

この12年間いろんな人にアドバイスをいただいたり、
登壇や告知、協業の機会をいただけました。
当時、私たちを助けていただいた皆様、
本当にありがとうございました。

イギリス、シアトル、タイ、インドネシアなど、
たくさんの国で出会った方にもたくさんの刺激をもらい
これまで活動を続けてくることができました。

そして、iLEAPやミラツク、release;、こどもみらい探求社、GOCCO.
ETIC.、edge、タチョナなど、お世話になったみなさま、
本当にありがとうございました。
あらためて、感謝申し上げます。

これからは日本社会の様々な側面で
終わり方を考えていく場面が多くあると思います。

はじまりがあれば、終わりは必ずやってくる。
そして、終わりがあれば、またはじまりがある。

このプロセスは四季や生き物の移り変わりを
ダイレクトに伝えてくれる秋田県五城目町に来たことが大きな要因なわけですが、
それまでにいろんな環境や人と出会ったことがすべて伏線のようにめぐり張られています。
その出会いをつくってくださったすべての人に感謝です。

私自身はその変化の中で起きたこと自体をすべて学びととらえて、
今後も新たなチャレンジを行っていきます。その際はまたご報告いたします。

全国を回ることも多いので、またタイミング良いときにお会いしましょう。

今後ともよろしくお願いいたします。
cobonを12年間ありがとうございました。

松浦 真

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