代表者よりコメント
はじめまして、NPO法人cobon代表理事の松浦真です。
cobonは、街づくり体験型ワークショップ「こどものまち」や
海外や異文化での越境学習体験を通じて、
子供や大人のキャリア支援を行うNPO団体です。
「こどものまち」とは、子ども自身が自ら考えて、まちづくりを行うイベントで、
これまで述べ2000名以上の子どもが参加してきました。
「こどものまち」には、下記の5つの要素があります。
1 「楽しむ」 ワクワクする、感動する
2 「失敗する」 自分で考えて行動する、失敗できるチャンスがある
3 「多様性」 国を超える、異なるものと触れ合うチャンス
4 「人と接する」 自分の好きなことをやって、相手が喜んでくれる
5 「成長」 行動が、まちが、役割が、人を育てる
私たちは子どもの「遊び」から大人が
多くのことを「学ぶ」ことができると信じています。
子どもたちの、「遊ぶ=学ぶ=働く」に私たち大人が気づくことで、
私たち大人も働くことをもう一度考え直すことができるのではないでしょうか。
人は様々な場面で幸せを感じますが、
特に、ほめられること、人の役に立つこと、人に必要とされることは
働く中でこそ得られる幸せです。
子どもの時から「働くこととは、社会を作り出すこと。」と
感じられる経験を遊びや学びの中から
多く積み重ねてほしいと願っています。
また、これからの社会においては
「世の中のルールは変えていけるんだ!」という
勇気も持つことも重要です。
ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が講演で
このように話しをされています。
「全てのルールは、誰かが作ったものです。
あなたもルールを作ることができるのです。
与えられたルールを全て、鵜呑みにしてはいけないのです。」
大人も子どもも勇気を持って、
新しい世の中の仕組みを作っていけるように
挑戦してみて下さい。
cobonは、挑戦したい人を
応援していく場所であり続けたいと思います。
子どもとして、まちづくりに参加する方法もあります。
大人として、子どもに背中で語れることもたくさんあります。
スタッフとして、一緒に「こどものまち」準備に関わることも可能です。
企業として、地域を支える起業を知ってもらう活動に
参加していただくこともできます。
参加の方法はたくさんあります。
さぁ、一緒に新しい未来を作っていきましょう!
代表者 松浦プロフィール
1981年生まれ。大阪市立大学文学部Ⅱ部卒業
大学在学中に、学生団体「盆栽」の運営に関わり2期目の代表として400人規模のキャリア支援イベントなどを行う
2007年5月にNPO法人「こども盆栽」設立。
同時に子ども達によるまちづくり、まちづくりにおいて働く意味を理解するプログラム「ミニ大阪」を企画・運営。
その後、大阪市、住之江区、堺東区など各地域において、こどもたちによるまちづくりプログラムを展開。
2007年11月 社会起業家ビジネスプランコンテストedge2008で優秀賞受賞。
2008年~2012年まで、大阪市、大阪府と協働で教育授業を実施。約4年間で、大阪府内の小中高校生10000名、延べ60校を超える学校にキャリア学習プログラムを提供。
2011年より、大阪市と協働で、現代アーティストを小学校の授業にワークショップとして取り入れる事業「touch on art」をスタート。延べ8校で授業を実施。
2012年6月から、日本の子ども達に必要な次のキャリアを考えるためには
アジアの多様な生き方に大学への進路選択前から触れることが必要であると考え、
インドネシア・ジャカルタへ移住を開始。
また、これまでのNPO法人「こども盆栽」の活動を国内だけでなく、海外にも広げるために、
NPO法人「cobon」へと名称変更。
2013年にインドネシア ジャカルタを中心に現地の社会起業家達と協働でマイプロジェクトツアーを実施。大阪市天王寺区、大阪市教育委員会と協働でキッズシティ天王寺、おおさか☆みらいシティを実施。2015年には大阪グランフロントと協働でミニフューチャーシティを運営。2016年4月より秋田県五城目町に移住し新規事業を行う。
(プロフィール600文字ver)
2007年NPO法人cobon設立。
小学生の子どもたちを中心としたまちづくり、教育プログラムを企業、行政と協働で実施。これまで18000人が参加。インドネシア ジャカルタを中心に現地の社会起業家達と協働でKKCC(Kapuk Kids Creative City)を実施。2013年以降、大阪市天王寺区、大阪市教育委員会、コープこうべ、大阪グランフロントなどと協働で子どもたちによる新しいまちづくりを企画運営。2016年4月より秋田県五城目町に移住し新規事業を行う。キッズデザイン賞、edge2008優秀賞など
(プロフィール200文字ver)